【体験記②】箱根吟遊の食事はどうだった?夕食と朝食の正直な感想

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【体験記②】箱根吟遊の食事はどうだった?夕食と朝食の正直な感想


「高級旅館の食事って、見た目は綺麗だけど量が多すぎて食べきれなかったらどうしよう…」
「自分の口に合うか分からないし、夕食や朝食の詳しい雰囲気をあらかじめ知っておきたいな」

箱根での宿を探しているとき、こんな不安を感じたことはありませんか?実は、年に2回は必ず箱根吟遊に泊まっている私も、初めて訪れる前はまったく同じことを気にしていました。

こんにちは、旅と宿の時間を何より愛している個人ブログ管理人の私です。旅行会社の営業でも宿の関係者でもなく、一人のリピーターとして「自分が見て、お湯に浸かって、食べて感じたこと」をそのまま言葉にしています。

今回は、箱根吟遊の「食事(夕食・朝食)」を中心に、私が毎回どのように過ごし、どう感じているかを包み隠さずお話しします。料理の好みや量の感じ方は人それぞれですが、宿選びで迷っている方のリアルな参考にしていただければ幸いです。

強羅の高台へ。アジアンリゾートの香りと山並みの眺望に包まれる滞在

私がこの宿に通い続けている最大の理由は、何と言っても「箱根の山並みの眺望」です。宿があるのは箱根の強羅(ごうら)エリア。箱根湯本駅から箱根登山鉄道に乗り、カタカタと音を立てながらスイッチバックを繰り返して上っていく移動時間すら、私にとっては大切な旅のプロローグです。(車で行く場合は山道や細い道があるため、運転に不慣れな方は電車と徒歩で行く方が気楽でおすすめです。)

箱根吟遊(箱根・強羅)の場所 出典:Google マップ 実際の写真・口コミはこちら

強羅駅から歩いてすぐの高台に立つ宿の扉を開けると、そこはまるでアジアンリゾートのような別世界。館内には静かな音楽が流れ、どこか気持ちを落ち着かせてくれる独特の心地よい香りが漂っています。

チェックインの際、私は必ず眺望のよいラウンジに立ち寄ります。谷を隔てて目の前に箱根の山々がそのまま迫ってくるような、遮るもののない大パノラマ。初めてこの景色を見たときは、思わず息をのんだのを覚えています。

この山並みは、訪れる季節によってまったく違う表情を見せてくれます。

季節 部屋や露天風呂・ラウンジから見える山の景色と魅力
春〜初夏 山全体の緑が日ごとに濃くなっていき、朝の冷たい空気の中で浸かる露天風呂が一年で最も爽快に感じられます。
夏 標高がある分だけ平地よりは過ごしやすいものの、日中は普通に暑くなります。夕暮れ時に山を渡る風が心地よい時期です。
秋 山肌一面を紅葉が覆い、部屋に座っているだけで山全体の色が時間とともに変化していく贅沢な変化を楽しめます。
冬 澄みきった冬空の下で山の輪郭がはっきりとし、湯から立ち上る湯気の向こうに見える静寂な景色はまさに別格です。

全室に山に向かって開かれた露天風呂が付いており、鳥の声を聞きながら木々のにおいを胸いっぱいに吸い込んで湯に浸かる時間こそ、私にとって何よりの癒やしです。大浴場や貸切で使えるお風呂もありますが、まずはこのお部屋の風呂から眺める景色で心がほどけていきます。

【夕食】食事処で味わう季節の会席。五感で楽しむ贅沢なひととき

温泉をじっくり堪能してお腹が空いてきた頃、楽しみにしていた夕食の時間になります。箱根吟遊での食事は、館内にある食事処でいただく会席料理です。夕食も朝食も館内で全て完結するため、外に出る必要もなく心ゆくまで寛ぐことができます。

私が初めて泊まった際に一番心配していたのが「料理の量と味付け」でした。どんなに豪華なお料理でも、途中で満腹になりすぎて苦しくなってしまっては、せっかくの旅行が台無しになってしまいますよね。

私が実際に食べた時の体験として、夕食は季節の食材をふんだんに使った繊細な品々が順番に運ばれてきます。器の盛り付けから四季折々のあしらいまで目でも楽しめる工夫が凝らされており、料理が運ばれてくるたびに「今度はどんな一品だろう」と胸が踊ります。

出汁の風味が優しく広がる吸物や、新鮮なお刺身、香ばしく焼き上げられた季節の焼き物など、一品ずつのクオリティが高く、温かいものは温かいうちに、冷たいものはしっかり冷やされた状態で提供されます。

気になる「量」についてですが、私の感覚としては「一品ずつをしっかり味わいながら進んでいき、最後の御飯ものと水物を食べ終える頃には、ちょうど心地よい満腹感に包まれる」という絶妙なバランスでした。ガツンとした大盛り料理を期待する方や、逆に普段からかなり小食な方だと「少し多い」「もっとボリュームが欲しい」と感じる個人差はあるかもしれません。しかし、大人の温泉旅行として季節の味覚を少しずつ多品目で楽しみたい方には、非常に満足度の高い構成だと私は感じています。


静かな食事処で、窓の外に広がる山影が夕暮れから深い夜へと移り変わっていく様子を眺めながらいただく食事は、日々の忙しさを完全に忘れさせてくれます。

【朝食】静けさの中でいただく朝の会席と、露天風呂からの絶景

翌朝、少し早めに目を覚ました私は、まず部屋の露天風呂に向かいます。朝の静けさの中、澄んだ空気を吸い込みながら温かいお湯に体を沈める瞬間は、まさに至福のひとときです。木々が揺れる音や遠くで聞こえる鳥の声に耳を澄ませていると、体の底からエネルギーが湧いてくるような気がします。

朝風呂でさっぱりした後に向かうのが、館内食事処での朝食です。

箱根吟遊の朝食は、朝の体にじんわりと染み渡るような、やさしい味わいの和の会席です。炊きたてのツヤツヤとした御飯、味わい深いお味噌汁、丁寧に作られた小鉢や香ばしい焼き魚など、日本人の心に響く朝食が並びます。

夕食の贅沢感とはまた違い、朝の光を受けながらいただく朝食は、胃にやさしく健やかな気分にしてくれます。「朝からこんなにしっかり食べられるかな?」と最初は思いましたが、お出汁の優しさと素材の良さもあって、箸が自然と進んでしまいました。

朝食を済ませた後は、お部屋で少し休んでから、チェックアウト前に必ず再びあのラウンジへ立ち寄ります。朝の光を浴びて輝く箱根の山並みを最後にもう一度目に焼き付け、名残惜しさを感じながら宿を後にするのが私のいつものスタイルです。

正直な感想:箱根吟遊の食事&滞在の良かった点・気になった点

年に2回通うほど大好きな宿ですが、決して「誰にとっても100点満点」とは思いません。私が何度も宿泊する中で感じた、良かった点と人によっては気になりそうな点を正直にまとめました。

良かった点

  • 部屋やラウンジからの山並みの眺望が圧倒的:遮るものがなく、谷を隔てて迫る山々は季節ごとに違う美しさを見せてくれます。
  • 五感で楽しめる季節感あふれる食事:夕食・朝食ともに館内の食事処で落ち着いていただけて、味覚だけでなく見た目や香りでも四季を感じられます。
  • 全室露天風呂付きの贅沢なプライベート感:自分の好きなタイミングで、山に向かってお湯に浸かれる時間が最高です。
  • アジアンテイストの非日常的な空間:館内の香り、音楽、インテリアが統一されており、日常を忘れられます。
  • 観光拠点としての立地の良さ:強羅エリアは標高が高く、芦ノ湖や大涌谷、彫刻の森美術館など周辺の観光地へもスムーズに移動できます。

気になった点・人によっては合わないかもしれない点

  • アクセス面の注意点:箱根湯本からの登山鉄道は乗り換えや移動時間がそれなりにかかります。また、車で行く場合は周辺に狭い山道があるため、運転が苦手な人は注意が必要です。
  • 食事の量や味付けの好み:会席料理として洗練されたお味ですが、普段から超大食いの方や、逆に極端に小食な方には量が合わないと感じる可能性があります。
  • 時期やプランによる変化:宿泊費用や料理の内容は、季節や予約プランによって変動します。事前の確認が不可欠です。

※なお、具体的な宿泊料金や提供される食事の詳しい内容は、時期や選択するプランによって大きく変わります。予約を検討される際は、訪問前に必ず公式サイトで最新情報を確認してください。

まとめ:それでも私が年2回通い続ける理由

温泉旅館の食事に対して「量が多すぎないか」「自分の口に合うか」という不安を持つのは、決してあなただけではありません。私自身も最初はドキドキしながら宿に向かいました。

しかし実際に体験してみると、箱根吟遊での食事はただお腹を満たすだけでなく、箱根の豊かな自然や四季の移ろいを料理を通して感じる、素晴らしい時間になりました。


アクセスで少し時間がかかったり、車だと道が細かったりといった大変な面も確かにあります。それでも私が年に2回、必ずこの宿に帰ってくるのは、「部屋の露天風呂から山に向かって湯に浸かり、館内の静けさに身をゆだね、美味しい食事をいただく」という時間が、他では味わえないかけがえのないものだからです。

箱根の雄大な山並みを眺めながら、日常の疲れをそっと手放す――そんな贅沢な休日を過ごしたいと考えているなら、ぜひ一度足を運んでみてください。きっと、忘れられない滞在になるはずです。


宿泊前に確認したい最新情報

プラン内容・料金・食事の内容・館内設備は時期によって変わります。予約の前に必ず公式サイトで最新の情報をご確認ください。

箱根吟遊 を Google マップで見る(写真・口コミ・所在地)

箱根町観光協会 公式サイト(周辺の観光情報)