静岡観光で駿河湾を望む旅|三保松原と日本平をめぐる定番コース

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静岡観光で駿河湾を望む旅|三保松原と日本平をめぐる定番コース


東京と名古屋の中間に位置する静岡市。新幹線の車窓から通り過ぎてしまいがちな街ですが、実は「徳川家康公ゆかりの歴史」「富士山と駿河湾が織りなす圧倒的な絶景」「駿河湾の海の幸とお茶をはじめとする絶品グルメ」がぎゅっと凝縮された、国内旅行でも屈指の魅力を持つエリアです。

「静岡駅周辺で半日〜1日時間があるけれど、どこをどう回れば効率的?」「三保松原や日本平は離れているけれど、公共交通機関だけでも行ける?」といった疑問をお持ちの方も多いのではないでしょうか。

本記事では、日本各地を取材してきた旅行ライターが、「静岡 観光 三保松原 日本平」をキーワードに、静岡市を効率よく楽しみ尽くすための定番スポット、モデルコース、ご当地グルメ、アクセス情報を分かりやすく解説します。この記事を読めば、素通りできない静岡の魅力と、失敗しない旅の計画がすべて分かります。

静岡が旅先として選ばれる理由

静岡市が多くの旅行者を惹きつける最大の理由は、「歴史の深さ」と「地形がもたらす絶景」、そして「豊かな食文化」がコンパクトにまとまっている点にあります。

かつて徳川家康公が大御所として過ごし、日本の中心として機能した駿府(すんぷ)。今も街の中心には駿府城跡があり、城下町の風情と現代の都市機能が心地よく融合しています。

また、北には南アルプスの山々が連なり、南には日本一深い湾である駿河湾が広がる独特の地形も特徴です。この起伏豊かな地形があるからこそ、日本平や三保松原といった日本を代表する富士山の景勝地が誕生しました。

さらに、年中温暖な気候に恵まれており、冬でも雪が降ることは滅多にありません。東京から東海道新幹線「ひかり」で約1時間とアクセスも抜群で、思い立ったらすぐに週末旅へ出かけられるハードルの低さも大きな魅力です。

外せない観光スポット4選

静岡市を訪れたら絶対に外せない、代表的な定番観光スポットを4つ厳選してご紹介します。

日本平と久能山東照宮(にほんだいら・くのうざんとうしょうぐう)

標高307メートルの丘陵地である「日本平」は、駿河湾越しに仰ぎ見る富士山の姿が美しい日本有数の景勝地です。山頂にある観望施設「日本平夢テラス」からは、360度のパノラマビューで清水港や駿河湾、富士山を一望できます。

日本平山頂から日本平ロープウェイに乗って約5分で渡れるのが、徳川家康公の遺言によって建てられた「久能山東照宮」です。日光東照宮に先駆けて建てられた社殿は国宝に指定されており、絢爛豪華な権現造(ごんげんづくり)の建築美に圧倒されます。

  • 見どころ:日本平夢テラスからの絶景パノラマ、ロープウェイからの景色、久能山東照宮の国宝社殿
  • 目安の所要時間:約2時間〜3時間(ロープウェイ移動含む)
  • こんな人におすすめ:富士山の絶景を見たい方、徳川家康の歴史や神社仏閣巡りが好きな方

三保松原(みほのまつばら)

富士山世界文化遺産の構成資産の一つでもある「三保松原」は、約7kmの海岸に約3万本の松が生い茂る景勝地です。緑の松林、打ち寄せる白波、青い海、そしてその背景にそびえる富士山のコントラストは、まるで歌川広重の浮世絵の世界に入り込んだかのような美しさです。

天女伝説で知られる「羽衣の松」や、松原へと続く厳かな「神の道」も見どころ。近隣の静岡市三保松原文化創造センター「みほしるべ」では、三保松原の歴史や文化について学べます。

  • 見どころ:松林と波打ち際越しに望む富士山、「羽衣の松」、静寂に包まれた神の道
  • 目安の所要時間:約1時間〜1.5時間
  • こんな人におすすめ:日本らしい絶景写真を撮影したい方、海岸散策でリフレッシュしたい方
三保松原の青い海と松林の奥に見える雄大な富士山(静岡のイメージ)
三保松原の青い海と松林の奥に見える雄大な富士山
※雰囲気を伝えるためのイメージ画像(AI生成)です。実際の風景はGoogleマップや公式サイトでご覧ください。

駿府城公園(すんぷじょうこうえん)

静岡駅から徒歩圏内にある「駿府城公園」は、徳川家康公が晩年を過ごした駿府城の跡地を整備した息抜きにぴったりの公園です。二重の堀と美しい石垣に囲まれており、復元された「東御門・巽櫓(たつみやぐら)」や「坤櫓(ひつじさるやぐら)」からは当時の城郭技術の高さが伺えます。

園内には徳川家康公の壮年期の銅像や、家康公の手植えと伝えられるみかんの木もあり、歴史散策に最適なスポットです。

  • 見どころ:復元された巽櫓・坤櫓、徳川家康公銅像、歴史的な石垣の発掘調査現場
  • 目安の所要時間:約1時間
  • こんな人におすすめ:静岡駅からすぐ近くで観光したい方、歴史好き・お城好きの方

登呂遺跡(とろいせき)

「登呂遺跡」は、弥生時代後期の水田跡や集落が発見された日本を代表する国の特別史跡です。広大な敷地には、復元された竪穴住居や高床倉庫、水田が広がっており、古代日本の人々の暮らしに思いを馳せることができます。

併設されている「静岡市立登呂博物館」では、出土品の展示だけでなく火起こしや弥生体験などが楽しめるため、子供から大人まで楽しく歴史を学べます。

  • 見どころ:復元された弥生時代の集落景色、体験型プログラム、登呂博物館のリアルな展示
  • 目安の所要時間:約1時間〜1.5時間
  • こんな人におすすめ:古代史に興味がある方、ファミリーで体験型観光を楽しみたい方

1日満喫!静岡定番観光モデルコース

静岡市内の主要スポットを路線バスと電車を組み合わせて効率よく巡る、王道の1日モデルコースをご紹介します。お車がない方でも無理なく回れるスケジュールです。

時間 立ち寄りスポット・移動手段 見どころ・過ごし方
09:00 JR静岡駅 出発(路線バス利用) 北口バス乗り場から日本平線バスに乗車し、日本平山頂へ移動(約35分)。
09:40 日本平山頂・日本平夢テラス 夢テラスから富士山と駿河湾のパノラマを堪能。散策後、ロープウェイで久能山へ。
10:40 久能山東照宮 国宝の絢爛豪華な社殿を参拝。ロープウェイで日本平山頂へ戻り、バスで清水駅方面へ。
12:30 清水港・エスパルスドリームプラザ 清水港近くでランチ。駿河湾産の桜えびや生しらすを使った海鮮丼を堪能。
14:00 三保松原(バス移動) 清水駅からバスで三保松原へ。「神の道」を歩き、海岸線からの富士山の絶景を撮影。
16:30 駿府城公園(JR・徒歩移動) JR清水駅から静岡駅へ戻り、徒歩で駿府城公園へ。夕暮れの城跡を散策。
18:00 静岡駅周辺でディナー 青葉おでん街などで名物の「静岡おでん」と地元のお酒を味わい旅をしめくくる。

※バスの運行本数や最新の運行状況は、訪問前に必ずバス会社の公式サイトで確認してください。


静岡で食べておきたいご当地グルメ

静岡市は絶景だけでなく、海と山がもたらす美食の宝庫でもあります。旅の途中で絶対に食べておきたい名物グルメをご紹介します。

  • 桜えび:日本国内では駿河湾の由比港・大井川港だけでしか水揚げされない貴重な海老です。香ばしい「かき揚げ」はもちろん、採れたてを味わえる「生の桜えび」の甘みは格別です。
  • しらす:駿河湾の用宗(もちむね)港などで揚がる新鮮なしらすは、ぷりっとした食感とほのかな塩気が魅力。生しらすと釜揚げしらすの2色丼が定番人気です。
  • 静岡茶:全国有数のお茶処である静岡。特に静岡市内の本山(ほんやま)茶や清水のお茶は有名です。市内には緑茶専門店や、濃厚な抹茶ソフト・ほうじ茶スイーツを楽しめるカフェが点在しています。
  • 静岡おでん(しずおかおでん):黒い出汁でじっくり煮込んだおでん。牛すじや黒はんぺん串に、青のりや削り節(だし粉)をたっぷりかけて食べるのが独特のスタイルです。「青葉おでん街」などのレトロな横丁で味わうのがおすすめです。
黒い出汁とだし粉が特徴的なアツアツの静岡おでん(静岡のイメージ)
黒い出汁とだし粉が特徴的なアツアツの静岡おでん
※雰囲気を伝えるためのイメージ画像(AI生成)です。実際の風景はGoogleマップや公式サイトでご覧ください。

アクセスとベストシーズン

静岡市へのアクセス方法と、季節ごとの旅のポイントをまとめました。

静岡(静岡県)の場所 出典:Google マップ 実際の写真・口コミはこちら
項目 内容
アクセス(東京方面から) 東海道新幹線「ひかり」でJR静岡駅まで約1時間。「こだま」で約1時間20分。車の場合は東名高速道路「静岡IC」または新東名高速道路「新静岡IC」利用。
アクセス(名古屋方面から) 東海道新幹線「ひかり」でJR静岡駅まで約50分。「こだま」で約1時間20分。
春(3月〜5月) 気候が穏やかで観光に最適なシーズン。駿河湾の桜えび春漁(3月下旬〜6月上旬)が解禁され、新茶の季節も迎えます。
夏(6月〜8月) 緑が映える季節ですが、富士山は雲に隠れやすくなります。駿河湾からの海風を感じるウォーターフロント観光がおすすめ。
秋(9月〜11月) 空気が澄み始め、富士山がきれいに見えやすくなります。桜えび秋漁(10月下旬〜12月下旬)も始まり、グルメにも適した季節。
冬(12月〜2月) 富士山観賞のベストシーズン。空気が非常に澄んでおり、雪化粧した富士山を高確率で見ることができます。降雪・凍結も市街地では滅多にありません。

※各交通機関の運賃やダイヤ、高速道路料金は変動するため、訪問前に必ず公式サイト等で最新情報をご確認ください。


よくある質問(Q&A)

Q1:静岡市内観光は車がなくても回れますか?

はい、十分に回れます。静岡駅や清水駅を起点として、静鉄バス(しずてつジャストライン)の路線網が充実しています。日本平や三保松原などの主要スポットへは路線バスで直接アクセス可能です。また、JR東海道線や静岡鉄道(静鉄電車)を活用すれば、効率的に市街地を移動できます。

Q2:富士山がきれいに見える時間帯や季節はいつですか?

富士山を綺麗に見たいなら、「冬(12月〜2月)」の「早朝〜午前中」が最もおすすめです。夏場や午後は上昇気流によって雲が出やすいため、晴天率が高く空気が乾燥している冬の朝一番を狙って日本平や三保松原を訪れるのが成功のコツです。

Q3:半日(3〜4時間)しか時間がない場合、どこを優先すべきですか?

時間がない場合は、立ち寄りたいジャンルに合わせて絞るのがおすすめです。富士山の絶景と歴史を凝縮して楽しみたいなら「日本平・久能山東照宮」のセット(静岡駅からバスで移動)、駅から歩いてサクッと観光と食事を楽しみたいなら「駿府城公園+静岡おでん街巡り」が最もスムーズです。

まとめ:富士山と駿河湾を望む静かな歴史の街へ出かけよう

静岡市は、車窓から眺めるだけではもったいない、「富士山と海の絶景」「徳川家康公ゆかりの深遠な歴史」「駿河湾の至高のグルメ」が一度に楽しめる最高の観光都市です。

日本平から望むパノラマ、三保松原の浮世絵のような景色、そして夜に味わう熱々の静岡おでん。どれをとっても旅の満足度を高めてくれるものばかりです。

次の週末は、新幹線に飛び乗って、駿河湾と富士山が出迎えてくれる静岡市へ出かけてみませんか?まずは行きたいスポットを絞り込み、お得な新幹線チケットや宿の予約から旅の準備を始めてみましょう!


お出かけ前の最新情報はこちら

静岡(静岡県静岡市)の各施設の営業時間・入館料・アクセスは変更されることがあります。訪問前に必ず公式サイトやGoogleマップで最新の情報をご確認ください。

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日本政府観光局(JNTO) 公式サイト